EXHIBITIONS

萩野真輝 「Es weilt im Inneren ー内側に潜むー」

丸亀市市民交流活動センター マルタス 1階 白壁展示コーナー
2023.10.11 - 11.17

A study of the relationship between subjectivity, time and memory XXXI ©︎ Masaki Hagino

 丸亀市市民交流活動センター マルタスで、萩野真輝による個展 「Es weilt im Inneren ー内側に潜むー」が開催されている。

 萩野真輝は1987年愛知県生まれ。2007年名古屋市立大学在学中にFabric Workshop and Museum(フィラデルフィア、アメリカ)にてインターンシップ、Penn state University of Visual Arts(フィラデルフィア、アメリカ)にて客員研究員。Burg Giebichenstein University of Art(ハレ、ドイツ)ディプロマ過程在学中に現代美術家としての活動をスタート。ヨーロッパを中心に作品展を開催してきた。2018年に公益財団法人吉野石膏美術振興財団より助成。同年ドイツのメーアスブルクにあるギャラリーBodenseekreis Galerieが主催する 「Förderpreis der Bodenseekreis Galerie 2018」にてノミネート。これまでの主な展示として 「吉野石膏美術振興財団在外研修助成採択者成果発表展 YOSHINO ART CONNECT」(青山スパイラルガーデン、東京)、「Es weilt im Inneren」(Eko-Haus、デュッセルドルフ、ドイツ)など、ドイツと日本を拠点に活動。2023年にKen Fine Artへ所属。

 萩野は、2013年より 「内側の写実表現一主観的知覚と多重遠近法ー」を主題として、現代絵画として人間の脳内における主観的空間認識、そしてその表現の研究・制作を続けている。会期最終日の11月17日にはアーティスト・トークイベントを開催予定。 作品のコンセプトや現代美術の学問としての側面、国際的な評価の観点などについて語られる。