スペインのイメージ：版画を通じて写し伝わるすがた

　国立西洋美術館で「スペインのイメージ：版画を通じて写し伝わるすがた」展が開催される。

　本展は、17世紀からゴヤ、ピカソ、ミロ、タピエスと受け継がれるスペイン版画の史的展開と、ドラクロワやマネら19世紀イギリスやフランスの画家によるスペイン趣味の版画作品を中心に、スペインの文化や美術に関する「イメージ」がどのようにつくられ、伝えられたのかを紹介する。

　約400年からなるスペイン版画の展開を、国立西洋美術館所蔵作品を核に国内各地に所蔵されるスペイン版画の傑作約240点によって展覧。スペイン版画を紹介する過去にない展覧会となっている。