機械じかけのコウノトリはゲノムの海を渡る

　gallery fuで、特別展「人間の未来の誕生を考えるMOTHERシリーズ第3弾｜機械じかけのコウノトリはゲノムの海を渡る」が開催される。

「MOTHER」シリーズとは、2020年から講師を招き「ゲノム編集」をさまざまな角度から考えている展覧会であり、本展はその第3弾となる。「ゲノム編集」とは、生物が持つ DNA 上の特定の塩基配列を狙って変化させる技術であり、食糧問題の解決策としての農業や水産業での応用、遺伝子が要因となる疾患の治療など、さらなる発展が期待されているテクノロジーをさす。

　本展は、「ゲノム編集」を人間の受精卵へ応用することで理想の子どもを誕生させるというデザイナーベビーに着目し、未来の人間の誕生を考えさせる展示となっている。

　Part1の参加アーティストは阿部智子、宇佐美織絵、コムロヨウスケ。
　Part2の参加アーティスト坂間真実、白谷琢磨、藤田卓実。