EXHIBITIONS

静電場朔 × 明和電機 超級麻雀音楽展

2023.04.28 - 05.14

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 SOMSOC Galleryで「静電場朔 × 明和電機 超級麻雀音楽展」が開催される。

 明和電機は、土佐信道により1993年に結成されたアートユニット。父親が経営していた会社名をユニット名とする明和電機は、青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、様々なナンセンスマシーンを開発している。展覧会やライブパフォーマンス、CDやビデオの制作、本の執筆、作品をおもちゃや電気製品に落とし込んで大量流通するなど、その活動は多岐にわたる。
 
 静電場朔は北京に生まれ、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカなどに滞在。中国伝媒大学アニメーション学科を卒業後、東京に在住している。絵画、彫刻、映像、音楽などの様々な手法を組み合わせ、内面的な情緒と、情報社会における大量の外部刺激との関連性を表現し続けている。

 本展は、明和電機がデビュー30周年を機に発表したアーティストコラボレーションプロジェクトのひとつであり、また明和電機と静電場朔の5年ぶりの二人展となる。ミュージックビデオのシーンやセットが再現されるほか、明和電機の製品や限定グッズなど様々なアイテムが展示販売される。