EXHIBITIONS
中村宏 戦争記憶絵図
ギャラリー58で「中村宏 戦争記憶絵図」展が開催される。
中村宏は1932年静岡県生まれ。51年に日本大学芸術学部美術学科に入学、55年に日本大学芸術学部美術研究室へ入所し58年に退所した。戦後ルポルタージュ絵画の第一人者として、砂川基地闘争の現場を描いた《砂川五番》や、太平洋戦争末期の沖縄戦の悲劇を主題にした《島》などを社会的事件と向き合った作品を発表。自らを「絵画者」と名乗り、「モンタージュ絵画」「観念絵画」など、独自の方法論によってタブローを理論化し、新たな絵画表現を切り開いた。
本展では《空襲 1945》《機銃掃射 1945》《艦砲射撃 1945》と空襲の記憶を描いた新作のドローイングが発表される。これまで自身の戦争体験を描いたことはなかった中村が、少年時代に目撃した戦争をルポルタージュ絵画として描き、敗戦から78年経ったのいまの世に問いかける。
中村宏は1932年静岡県生まれ。51年に日本大学芸術学部美術学科に入学、55年に日本大学芸術学部美術研究室へ入所し58年に退所した。戦後ルポルタージュ絵画の第一人者として、砂川基地闘争の現場を描いた《砂川五番》や、太平洋戦争末期の沖縄戦の悲劇を主題にした《島》などを社会的事件と向き合った作品を発表。自らを「絵画者」と名乗り、「モンタージュ絵画」「観念絵画」など、独自の方法論によってタブローを理論化し、新たな絵画表現を切り開いた。
本展では《空襲 1945》《機銃掃射 1945》《艦砲射撃 1945》と空襲の記憶を描いた新作のドローイングが発表される。これまで自身の戦争体験を描いたことはなかった中村が、少年時代に目撃した戦争をルポルタージュ絵画として描き、敗戦から78年経ったのいまの世に問いかける。