EXHIBITIONS
丹羽良徳個展「人類はなぜ経済活動をしているの?」
S.O.C.|Satoko Oe Contemporaryで丹羽良徳個展「人類はなぜ経済活動をしているの?」が開催される。
丹羽は1982年愛知県生まれ、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。非生産的で無意味なパフォーマンスを公共空間で行い、そこで生じる軋轢や問題などを含めて映像に記録することで、制度化された公共概念を様々な観点から批評してきた。
新型コロナウイルスのパンデミック以降、丹羽はパフォーマンス作品の拡張として、毎日郵便受けに投函されるスーパーマーケットのチラシや新聞のイメージとマスキングテープを組み合わせたコラージュ作品のシリーズを制作。近年には、ロンドンの公共空間で電話越しに可読可能な文字情報をランダムで読み上げながら、ギャラリーまでの道のりを匍匐前進で進むパフォーマンス「我々の所有財産を語る, 2022」を実施したり、プラメヤ芸術財団の招聘によりインドのデリーに新聞広告を出稿し、ある一般市民の所有するあらゆる持ち物を一定期間借り受け、彼の生活を模倣するかのように生活する市民参加型プロジェクト「他人の所有物に生きる, 2023」を実施。
本展では、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした資本主義社会と、それが生み出す商品によって人間のアイデンティティがどのように形成されるかに焦点を当てた映像作品・ドローイング・ネオンが紹介される。
丹羽は1982年愛知県生まれ、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。非生産的で無意味なパフォーマンスを公共空間で行い、そこで生じる軋轢や問題などを含めて映像に記録することで、制度化された公共概念を様々な観点から批評してきた。
新型コロナウイルスのパンデミック以降、丹羽はパフォーマンス作品の拡張として、毎日郵便受けに投函されるスーパーマーケットのチラシや新聞のイメージとマスキングテープを組み合わせたコラージュ作品のシリーズを制作。近年には、ロンドンの公共空間で電話越しに可読可能な文字情報をランダムで読み上げながら、ギャラリーまでの道のりを匍匐前進で進むパフォーマンス「我々の所有財産を語る, 2022」を実施したり、プラメヤ芸術財団の招聘によりインドのデリーに新聞広告を出稿し、ある一般市民の所有するあらゆる持ち物を一定期間借り受け、彼の生活を模倣するかのように生活する市民参加型プロジェクト「他人の所有物に生きる, 2023」を実施。
本展では、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした資本主義社会と、それが生み出す商品によって人間のアイデンティティがどのように形成されるかに焦点を当てた映像作品・ドローイング・ネオンが紹介される。