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EXHIBITIONS

ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術

―いつ・どこで・だれに・だれが・なぜ・どのように?―

水戸芸術館現代美術ギャラリー
2023.02.18 - 05.07

本間メイ Bodies in Overlooked Pain (見過ごされた痛みにある体) 2020

マリア・ファーラ 鳥にえさをやる女 2021 個人蔵  Courtesy of Ota Fine Arts

 水戸芸術館現代美術ギャラリーで、「ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術」が開催される。

 本展は、哲学者エヴァ・フェダー・キテイが「どんな文化も、依存の要求に逆らっては一世代以上存続することはできない」という言葉をヒントに、「ケア」に関わる活動の役割と必要性に注目するもの。現代美術作家15組の作品を手掛かりに、展示やさまざまな関連プログラムをとおして、ケアを「ひとり」から「つながり」へとひらく試みとなっている。

 参加アーティストは、青木陵子、AHA![Archive for Human Activities /人類の営みのためのアーカイブ]、石内 都、出光真子、碓井ゆい、ラグナル・キャルタンソン、二藤建人、マリア・ファーラ、リーゼル・ブリッシュ、ホン・ヨンイン、本間メイ、ヨアンナ・ライコフスカ、マーサ・ロスラー、ミエレル・レーダーマン・ユケレス、ユン・ソクナム。

 会期中は、作品・活動について掘り下げるトークイベントをはじめとする関連プログラムや、展覧会と連動したワークショップや部活動を行う「高校生ウィーク」も3年ぶりに開催されるという。