EXHIBITIONS
小左誠一郎「百合圏」
Yutaka Kikutake Galleryで、小左誠一郎の個展「百合圏」が開催されている。
小左誠一郎は1985年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を修了後、○△□という簡素なモチーフ、あるいは「UPO(Unidentified Painting Object=未確認描画物体)」という独自の概念からなる抽象絵画を中心に、国内外で展示を行ってきた。
主な展覧会に、「UPO」(Yutaka Kikutake Gallery、2020年)や「NEW VISION SAITAMA迫り出す身体」(埼玉県立近代美術館、2016年)、「絵画の在りか」(東京オペラシティ・アートギャラリー、2015年)などがある。
本展では、数種類のマスキングテープを用いて制作された新作絵画を発表する。「描く」ことよりも「塗る」ことにシフトした小左の意識は、「塗った絵具の厚み分だけ世界に陰影を与える」という言葉が示すように、抽象度を増した絵画表現として発展している。
さらに、新作シリーズの起点となった作品《百合》も展示。「百合」と国構えの漢字の書き順が持つ特性をかけ合わせて生まれた「百合圏」というタイトルからもまた、小左の新たな挑戦を見ることができるという。
小左誠一郎は1985年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を修了後、○△□という簡素なモチーフ、あるいは「UPO(Unidentified Painting Object=未確認描画物体)」という独自の概念からなる抽象絵画を中心に、国内外で展示を行ってきた。
主な展覧会に、「UPO」(Yutaka Kikutake Gallery、2020年)や「NEW VISION SAITAMA迫り出す身体」(埼玉県立近代美術館、2016年)、「絵画の在りか」(東京オペラシティ・アートギャラリー、2015年)などがある。
本展では、数種類のマスキングテープを用いて制作された新作絵画を発表する。「描く」ことよりも「塗る」ことにシフトした小左の意識は、「塗った絵具の厚み分だけ世界に陰影を与える」という言葉が示すように、抽象度を増した絵画表現として発展している。
さらに、新作シリーズの起点となった作品《百合》も展示。「百合」と国構えの漢字の書き順が持つ特性をかけ合わせて生まれた「百合圏」というタイトルからもまた、小左の新たな挑戦を見ることができるという。