EXHIBITIONS
大山エンリコイサム Altered Dimension
慶應義塾ミュージアム・コモンズでは、大山エンリコイサムの個展「Altered Dimension」が開催される。
都市の様々な空間に名前をかき残していくライティング文化に関心を寄せ、エアロゾル・ライティングの文字形体を抽象化し再解釈した独自のモティーフ「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」を展開する美術家・大山エンリコイサム。大山の問題意識のひとつとして、クイックターン・ストラクチャーにおける正面性の問題があるが、近年はそこから派生し、平面と立体、二次元と三次元の揺らぎのなかに生じる重なりやずれへとその関心を広げている。また、クイックターン・ストラクチャーが横断する支持体の素材や、その組み合わせによって、知覚を揺さぶるような実験的制作にも取り組んでいる。
新作を中心とした本展では、単純に切り分けることのできない次元のつらなりや、システムの乱れから生じる事象を通して、クイックターン・ストラクチャーの新たな造形を引き出そうとする大山の思考に迫る。
都市の様々な空間に名前をかき残していくライティング文化に関心を寄せ、エアロゾル・ライティングの文字形体を抽象化し再解釈した独自のモティーフ「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」を展開する美術家・大山エンリコイサム。大山の問題意識のひとつとして、クイックターン・ストラクチャーにおける正面性の問題があるが、近年はそこから派生し、平面と立体、二次元と三次元の揺らぎのなかに生じる重なりやずれへとその関心を広げている。また、クイックターン・ストラクチャーが横断する支持体の素材や、その組み合わせによって、知覚を揺さぶるような実験的制作にも取り組んでいる。
新作を中心とした本展では、単純に切り分けることのできない次元のつらなりや、システムの乱れから生じる事象を通して、クイックターン・ストラクチャーの新たな造形を引き出そうとする大山の思考に迫る。