EXHIBITIONS

目黒区美術館開館35周年記念展

美術館はおもちゃ箱・道具箱

2022.07.09 - 08.28

伊原宇三郎旧蔵の画材

ネフスピール 1956 Naef AG/スイス

ひもとおし ラクダ、ライオン、ポニー、羊 1970頃 Naef AG/スイス

川村清雄旧蔵の画材

画材の引き出し博物館 引き出しているところ

画材の引き出し博物館―オイルパステル・クレヨン

 目黒区美術館では開館35周年記念として、同館ならではのユニークな教材・資料コレクションを特集した展覧会「美術館はおもちゃ箱・道具箱」を開催している。

 本展は、美術をより深く知るための資料や、様々な年代の人たちに楽しんでもらおうと目黒区美術館が所蔵してきた教材コレクションを紹介するもの。美術をより多角的な視点から知るための「画材と素材の引き出し博物館」などの資料をはじめ、様々な年代が目で楽しみ、手で遊ぶことができる「トイコレクション」など、今秋に開館35年を迎える美術館の歩みの成果を展覧する。

 展示は大きく3つのパート「トイコレクション」「画家の画材・道具」「画材と素材の引き出し博物館」で構成。出展作家・展示作品は、伊原宇三郎、川村清雄、岡田謙三、藤田嗣治ほか(画家の画材・道具)、クルト・ネフ、ペア・クラーセン、フレドン・シャプール、ブルーノ・ムナーリ、福田繁雄、中川久嗣ほか(トイコレクション・ワークショップコレクション)、目黒区美術館オリジナル美術教材(画材と素材の引き出し博物館)。