EXHIBITIONS
塩田千春展「巡る記憶」
ベルリンを拠点に活動するアーティスト・塩田千春の展覧会「巡る記憶」が、別府市中心市街地で展開される。本展は、東アジア文化都市2022大分県のコア事業の一環として行われるもの。
大阪府出身の塩田は、一貫して、生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」「存在とは何か」を探求してきた。その場所やものに宿る記憶といった不在のなかの存在を糸で紡ぐ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。2015年にヴェネチア・ビエンナーレの日本館代表に選出され、19年には森美術館(東京)で大規模な個展を開催するなど、注目され続けるアーティストのひとりだ。
「巡る記憶」と題された本展では、別府駅周辺の2つの場所が、塩田の手によって、ダイナミックで繊細な作品空間へと生まれ変わる。
力強さと儚さが共存し、命の喜びと死への恐れを同時に感じさせる塩田の作品。別府を舞台に展開するこの展覧会が、多くの人にとって生きることの意味に向き合い、未来への希望を見つめる機会となればとしている。
なお会期中には、塩田作品の世界観をより深く体験してもらえるよう、サテライト会場での資料展示やブックレットの発行(会期中盤より販売)も予定している。
「東アジア文化都市」は、日本・中国・韓国の3ヶ国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベントなどを実施するもの。今年は、日本から大分県、中国から済南市と温州市、そして韓国から慶州市の計4都市が選出された。東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指している。
大阪府出身の塩田は、一貫して、生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」「存在とは何か」を探求してきた。その場所やものに宿る記憶といった不在のなかの存在を糸で紡ぐ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。2015年にヴェネチア・ビエンナーレの日本館代表に選出され、19年には森美術館(東京)で大規模な個展を開催するなど、注目され続けるアーティストのひとりだ。
「巡る記憶」と題された本展では、別府駅周辺の2つの場所が、塩田の手によって、ダイナミックで繊細な作品空間へと生まれ変わる。
力強さと儚さが共存し、命の喜びと死への恐れを同時に感じさせる塩田の作品。別府を舞台に展開するこの展覧会が、多くの人にとって生きることの意味に向き合い、未来への希望を見つめる機会となればとしている。
なお会期中には、塩田作品の世界観をより深く体験してもらえるよう、サテライト会場での資料展示やブックレットの発行(会期中盤より販売)も予定している。
「東アジア文化都市」は、日本・中国・韓国の3ヶ国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベントなどを実施するもの。今年は、日本から大分県、中国から済南市と温州市、そして韓国から慶州市の計4都市が選出された。東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指している。