EXHIBITIONS

Reborn-Art Festival 2021-22

— 利他と流動性 —

石巻市街地(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)、牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)
2022.08.20 - 10.02

「Reborn-Art Festival 2021-22」[後期]キービジュアル

有馬かおる 参考画像 展示:鮎川エリア

小林武史 参考画像 展示:荻浜エリア

藤本壮介 参考画像 展示:荻浜エリア

オスジェメオス 参考画像 展示:⽯巻中⼼市街地エリア

笹岡由梨子 参考画像 展示:⽯巻中⼼市街地エリア

山内祥太 参考画像 展示:⽯巻中⼼市街地エリア

保良雄 参考画像 ©︎ takehisa 展示:渡波エリア

SIDE CORE 参考画像 展示:復興祈念公園周辺エリア

 Reborn-Art Festivalは、宮城県の石巻を主な舞台とした「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭。3回目となる今回は、2021年の震災から10年という節目にスタートし、2021年夏の開催に続いて、後期は2022年8月20日から10月2日にかけて行われる。

 本祭のテーマは「利他と流動性」。3つの部門「ART」「MUSIC」「FOOD」を、石巻市街地(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)、牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)の各会場で展開する。

「ART」の参加アーティストは、朝吹真理子、雨宮庸介、有馬かおる、伊勢谷友介、梅田哲也、オスジェメオス、小谷元彦、風間サチコ、加藤泉、川俣正、小林武史、SIDE CORE(BIEN / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD)、笹岡由梨子、さわひらき、藤本壮介、プロダクション・ゾミア、目[mé]、保良雄、山内祥太、弓指寛治、渡邊慎二郎。⽯巻中⼼市街地をメインエリアとして、石巻南浜津波復興祈念公園周辺にも多くの作品が点在する。

 見どころのひとつは、今期から新たな展⽰エリアとなる渡波エリアで披露される、⼩⾕元彦の新作《サーフ・エンジェル(仮設のモニュメント2)》の展⽰だ。天使の⽻の先に希望の光が灯る全⻑約6メートルの彫刻作品は、後期のキービジュアルともなっている。

「MUSIC」では、小林武史らが、荻浜エリアに常設展示されている名和晃平の《White Deer(Oshika)》を背景にライブ公演「回復の⾳with White Deer(Oshika)」を行う。出演アーティストは、スガ シカオ、Salyu、青葉市子、四家卯大(全日出演)、小林武史(全日出演)。

 そして本祭の特徴でもある「FOOD」では、小林武史、阿部司(割烹滝川店主)、今村正輝(四季彩食いまむら店主)の3人を中心として、地元の漁業や農業、生産者の協力を得て、石巻市ならではの食でもてなす。

「Reborn-Art Festival」のウェブサイトでは、前期の情報をアーカイヴとして掲載中。また今年は、ウクライナの戦後復興⽀援のためのプロジェクトとして、参加アーティストの⼀部の作品を展⽰後にオークションで販売し、復興⽀援⾦がウクライナへ送られる。

*──2022年4月23日~6月5日までの開催を予定していた春会期は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などにより開催を延期した。これに伴い、「Reborn-Art Festival 2021-22」夏会期・春会期から、前期・後期に名称を変更し、後期は2022年8月20日~10月2日に開催。最新情報は公式ウェブサイトへ。