EXHIBITIONS

月岡芳年 新形三十六怪撰

2022.06.11 - 07.10, 2022.07.16 - 08.21

月岡芳年 新形三十六怪撰 布引滝悪源太義平霊討難波次郎 (公社)川崎・砂子の里資料館蔵 ※後期展示

月岡芳年 新形三十六怪撰 さぎむすめ (公社)川崎・砂子の里資料館蔵 ※前期展示

月岡芳年 新形三十六怪撰 老婆鬼腕を持去る図 (公社)川崎・砂子の里資料館蔵 ※前期展示

月岡芳年 新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図 (公社)川崎・砂子の里資料館蔵 ※後期展示

 川崎浮世絵ギャラリーが展覧会「月岡芳年 新形三十六怪撰」を前期・後期に分けて開催する。

 幕末・明治期に活躍した浮世絵師・月岡芳年(1839〜92)。芳年が最晩年に手がけた傑作「新形三十六怪撰」は、伝説や故事に登場する様々な怪奇を題材とした、36図と目録からなる揃物だ。

 本展では、「新形三十六怪撰」を一挙公開するほか、月にちなむ物語を100図描く「月百姿」など、晩年期の代表作を中心に公開する。

 最晩年になっても輝きを放ち続けた浮世絵師・月岡芳年の、鬼気迫る静謐な世界を楽しみたい。