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半澤友美

Tomomi Hanzawa

 半澤友美は1988年栃木県生まれ。2010年女子美術大学立体アート学科卒業。紙漉(かみすき)の技法を応用し、紙の原料となる植物の繊維を素材とした彫刻やインスタレーションを制作。繊維を絡ませ成形する紙の特性や、土地によって異なる紙の成り立ちなどから、自己や周囲の成り立ちについて考察している。平成30年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてアメリカ、メキシコ、カナダに滞在。帰国後の19年にポーラ美術館(神奈川)のアトリウムギャラリーにて美術館初個展を開催。約300枚の紙からなる大掛かりなインスタレーション《The Histories of the Self》を発表し、多くの注目を集めた。近作では、金網に幾重にも紙の繊維を絡ませて積み重ね、金属的な強さと紙の柔らかさを併せもつ「Note」シリーズなどを手がけている。これまでの展覧会に、「ポーラ ミュージアム アネックス展2020 -真正と発気-」(ポーラ ミュージアム アネックス、東京)、「AiPHT PLUS」(パークホテル東京、2020)ほか多数。