ARTISTS

福井篤

Atsushi Fukui

 福井篤は1966年愛知県生まれ、89年に東京藝術大学美術学部油画科卒業。2012年より山梨県を拠点に制作活動を行う。少年時代に欧米のSFやコミックス、音楽の影響を受けており、社会のルールや国境、生きづらさから解放された理想郷的世界を絵画に描く。2019年の個展「アルカディアン」(小山登美夫ギャラリー、東京)では、「もしも100年前に、地球と地球外の文明とのオープンなコンタクトが起こっていたとしたら、もっと自由で驚きに満ちた世界になっていたかもしれない」をテーマに、地球外文明と地球の文明が融合した100年後の世界を創造した。

 そのほかの近年の個展に、「air」(游庵、東京、2016)、「バックパッキング評議会」(六本木ヒルズA/D ギャラリー、東京、2015)。グループ展に、「小山登美夫ギャラリー コレクション展 4」(8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京、2019)、「現代アートの宝箱 OPAM 利岡コレクション」(大分県立美術館、2018)、「第22回NHKハート展」(東急百貨店 東京本店ほか、2017)など。作家になる以前は、ミュージシャンを目指しており、デヴィッド・シルヴィアンや長屋和哉のアルバムアートワークに協力。作品は、オルブリヒト・コレクション、国際交流基金、ジャピゴッツィコレクション、高橋コレクションに収蔵されている。