エドヴァルド・ムンク(1863〜1944)は、ノルウェーを代表する画家として知られ、これまで日本では京都国立近代美術館(1970)、世田谷美術館(1997)、国立西洋美術館(2007〜08)など、数回にわたりその回顧展が開催されてきた。
2018年10月27日から始まる「ムンク展―共鳴する魂の叫び」は、オスロのムンク美術館が所蔵するムンク作品の油彩《自画像》(1882)、《絶望》(1893-94)、《星月夜》(1922-24)などを含む、約100点(油彩は60点以上)を一堂に紹介するもの。
ハイライトは、ムンクを代表する作品《叫び》だ。同作は、同じタイトルで複数の作品があることが知られているが、ムンク美術館所蔵の《叫び》は今回が初来日となる。