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NEWS / EXHIBITION - 2017.4.28

舞台は京都・二条城。
「アジア回廊 現代美術展」に草間彌生、蔡國強ら25組が参加

日本・中国・韓国の各国政府から選定された都市が、1年間を通じて文化芸術による多彩なイベントや交流を行う「東アジア文化都市」。そのメインプログラムとして「アジア回廊 現代美術展」が8月19日より開催される。

草間彌生 ©YAYOI KUSAMA

 「東アジア文化都市」は、日本・中国・韓国の各国政府から選定された都市が、1年間を通じて文化芸術による多彩なイベントや交流を行うことで、東アジア地域の相互理解や連帯感の形成を促進するとともに、開催都市のさらなる発展を目指す事業。2017年、日本からは京都市が開催都市として選ばれ、伝統文化、現代美術、舞台芸術、音楽、マンガ・アニメなど、幅広いジャンルの多彩なイベントを開催していく。

 そんななか、8月19日から開催される現代美術のイベントが「アジア回廊 現代美術展」だ。この「アジア回廊」という言葉には、「東アジア文化都市のプロジェクトが様々な地域の文化芸術の豊かさに直接に触れ、感動をともにする場となり、またそのことが少しでも寛容で融和な社会の形成に寄与するものであってほしい」という願いが込められているという。

やなぎみわ 日輪の翼 2016 撮影=表恒匡

 アーティスティック・ディレクターは京都市生まれで、京都市立芸術大学学長などを歴任してきた美術評論家・詩人の建畠晢。世界文化遺産の二条城と、元明倫小学校をリノベーションした京都芸術センターが会場となる。参加作家は、日中韓のベテラン世代である草間彌生、蔡國強(ツァイ・グオチャン)、チェ・ジョンファをはじめ、やなぎみわ、宮永愛子、久門剛史、キムスージャ、何翔宇(ヘ・シャンユ)など25組。

 主会場の二条城は、建物や庭園がほぼ回廊式、回遊式に連なるように配置されており、観客もその広大な城域の各所に展示された作品群をループ状に巡り歩いて鑑賞することになるという。今後の詳細情報は公式サイトをチェックしてほしい。

久門剛史 FUZZ 2015
キムスージャ Deductive Object 2016 Photo by Aaron Wax Courtesy of MMCA and Hyundai Motor Co. and Kimsooja Studio
蔡國強 Borrowing Your Enemy’s Arrows 1998 
The Museum of Modern Art, New York, Gift of Patricia Phelps de Cisneros in honor Installation view at P.S.1. Contemporary Art Center, New York, 1998.
Photo by Hiro Ihara, Courtesy of Cai Studio
三嶋りつ惠「In Grimani. Ritsue Mishima Glass Works」
第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展関連企画(2013)
国立パラッツオ・グリマーニ美術館展示風景
Photo by Andrea Martiradonna
ハム・キョンア What you see is the unseen/ Chandeliers for Five Cities BC 02-0(L), 02-02(R) 2014-2015
Collection: Leeum, Samsung Museum of Art(L)
Photo by Keith Park
宮永愛子 suitcase -key- 2013 撮影=木奥恵三 ©MIYANAGA Aiko Courtesy Mizuma Art Gallery

information

会期:2017年8月19日〜10月15日
会場:二条城、京都芸術センター
住所:京都府京都市中京区二条城町541(二条城)、京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2(京都芸術センター)
電話番号:075-222-2733
料金:600円(有料エリア展示単独チケット) / 1200円(二条城+有料エリア展示セットチケット) ※京都芸術センターは無料
参加作家:西京人、草間彌生、堀尾貞治+現場芸術集団「空気」、今村源、中原浩大、三嶋りつ惠、やなぎみわ、伊藤存、宮永愛子、花岡伸宏、久門剛史、谷澤紗和子、ヒスロム、中村裕太+谷本研、キムスージャ、チェ・ジョンファ、オ・インファン、ハム・キョンア、ミックスライス、ヒョンギョン、蔡國強(ツァイ・グオチャン)、楊福東(ヤン・フードン)、陸揚(ルー・ヤン)、何翔宇(ヘ・シャンユ)、陶輝(タオ・フイ)

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