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NEWS / EXHIBITION - 2018.2.14

絵画とは一味違う、藤田嗣治の「本のしごと」に焦点を当てた展覧会が開催

画家・藤田嗣治が手がけた挿絵本を中心に紹介する展覧会「藤田嗣治 本のしごと ―文字を装う絵の世界―」が、東京・目黒区美術館で開催される。会期は4月14日〜6月10日。

藤田嗣治 1928頃 撮影=アンドレ・ケルテス ullstein bild / Uniphoto Press

 今年没後50年を迎え、東京と京都での過去最大規模の回顧展も予定されている藤田嗣治(1886〜1968)。26歳でフランスに渡り、1920年代にはパリで「画壇の寵児」となった藤田は、絵画制作だけでなく挿絵本の仕事にも積極的に取り組んでいた。

 当時のヨーロッパでは、希少性の高い挿絵本は愛書家たちの収集対象となっており、フランスで人気画家として地位を確立していた藤田は20年代だけで30冊以上もの挿絵本を出版。その数からは、藤田自身が挿絵本の世界に魅せられていたこともうかがえる。

 「藤田嗣治 本のしごと―文字を装う絵の世界―」と題された本展では、戦前のフランスで発行された藤田の挿絵本、30年代から40年代の日本での出版に関わる仕事、50年にフランスに移住した後の大型豪華本の挿絵など、約100タイトルで藤田の「本のしごと」をふり返る。また、絵画や版画、藤田が家族や友人に送ったはがきや絵手紙、手作りのおもちゃ、陶芸作品など、藤田の幅広い創作活動もあわせて紹介する。

 本展は、今年1月に西宮市大谷記念美術館(兵庫)でスタートし、目黒区美術館のほか、ベルナール・ビュフェ美術館(静岡)、東京富士美術館にも巡回予定。それぞれの展示は、東京国立近代美術館の藤田嗣治旧蔵本を中心に、開催館や個人の所蔵作品を加えて構成される。

information

没後50年
藤田嗣治 本のしごと ―文字を装う絵の世界―

会期:2018年4月14日〜6月10日
会場:目黒区美術館
住所:東京都目黒区目黒2-4-36
電話番号:03-3714-1201
開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし4月30日は開館、翌5月1日は休館)
料金:一般 1000円 / 大高生・65歳以上 800円 / 中学生以下無料

event

特別講演会「藤田嗣治―<絵>と<言葉>」

日時:2018年4月22日 14:00〜15:30
講師:矢内みどり(美術史家)
定員:70名(先着順)
※聴講無料(ただし当日有効の本展観覧券が必要)

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