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NEWS / EXHIBITION - 2018.2.2

最新作のシリーズも。「横尾忠則の冥土旅行」展で死後の世界へのまなざしを追体験する

横尾忠則現代美術館(兵庫・神戸)は2017年に開館5周年を迎えた。同館はそれを記念して、2月24日より「横尾忠則の冥土旅行」を開催する。本展は5月6日まで。

横尾忠則 カギの女 2017 作家蔵

 「人は死んだらどこへ行くのか?」とは、多くの人が抱いたことがある疑問だろう。横尾忠則(1936〜)もまた、「死後の世界」のあり方に関心を持ち続け、グラフィックデザイナー時代から現在にいたるまで、様々な「死」のイメージを作品に投影してきた。

横尾忠則 神曲 1994〜2013 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

 『神曲』のなかで、主人公ダンテは、生きながらにしてあの世へと迷い込み、地獄、煉獄、天国の光景を目にする。横尾は1970年、この『神曲』のイメージを重ねたヌード写真を、雑誌『平凡パンチ』上で発表したほか、96年から始まる「赤」の絵画シリーズでは、空襲で真っ赤に染まった夜空をもとに、此岸と彼岸、日常と異界を表現。さらに、最新作となる女性のポートレート・シリーズにおいては、顔の一部をオブジェで覆い隠された女性たちを、実体のない奇妙な存在として描いた。

横尾忠則 天の足音 1996 作家蔵(広島市現代美術館寄託)

 つねに死後の世界を想像し、「死の側から生を見」てきた横尾忠則。本展は、こうした横尾のまなざしを、作品をとおして追体験する場となるだろう。

information

兵庫県政150周年記念事業
開館5周年記念展
横尾忠則の冥土旅行

会期:2018年2月24日〜5月6日
会場:横尾忠則現代美術館
住所:神戸市灘区原田通3-8-30
電話番号:078-855-5607
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで
料金:一般 700円 / 大学生 550円 / 高校生以下 無料
休館日:月(4月30日は開館、5月1日は閉館)

event

キュレーターズ・トーク
日時:3月10日、4月7日、21日 各日14:00〜14:45
開場:横尾忠則現代美術館オープンスタジオ
講師:横尾忠則現代美術館学芸員
参加費:無料(要展覧会チケット)
 
ワークショップ「〇〇の女―ヨコオ流・仮面変身術」
横尾が描いた、キャベツや蛙、髑髏やトイレットペーパーなどで顔が覆われた女性のポートレートシリーズにちなんで仮面をつくり、参加者それぞれが「○○の女」に変身して肖像写真を撮影する。
日時:3月24日 13:30〜16:00
開場:同館オープンスタジオ
講師:同館スタッフ
参加費:無料
定員:20名(要申込、申込方法はサイトを確認)

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