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山口県立萩美術館・浦上記念館

山口
 山口県立萩美術館・浦上記念館は、萩市出身の実業家・浦上敏朗(1926〜2020)が収集した浮世絵、東洋陶磁などの寄贈を契機に1996年に開館。2010年には、400年の歴史を有する萩焼をはじめとする陶芸の振興を目的に新たに陶芸館を増築した。

 歌川広重、葛飾北斎、歌川国芳らの浮世絵のほか、中国・朝鮮などの東洋陶磁、近現代の陶芸・工芸作品を収蔵。テーマに沿って、定期的に作品を入れ替えながら展示している。外国人観光客向旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では、日本三名橋のひとつ「錦帯橋」と並び、山口県内最高ランクの二つ星の観光施設として紹介された。