リアス・アーク美術館

　リアス・アーク美術館は1994年に開館。宮城県最北の沿岸部、気仙沼市に所在し、主に東北・北海道の現代美術を紹介する公立美術館であると同時に、地域の歴史・民俗資料を常設展示する博物館を兼ねる。また、2006年以降、津波の災害史・文化史の調査研究を継続している。

　地上3階建ての鉄骨造・鉄筋コンクリート造り、方舟をイメージした建築が特徴。11年、東日本大震災被災により1年半の完全休館、修繕工事を経て部分開館した。13年、「東日本大震災の記録と津波の災害史」常設展示を新設・公開するとともに完全開館し、現在に至る。施設は気仙沼・本吉地域広域行政事務組合が管理運営している。