EXHIBITIONS
N.E.blood 21 vol.76 渡辺綾展、vol.77 草彅裕展
リアス・アーク美術館の「N.E.blood 21」は、精力的に制作、発表活動を行う東北・北海道在住の若手作家を紹介するシリーズ企画。美術館とアーティストとの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き複数の作家の個展を開催している。
76回目では、宮城県仙台市在住の日本画家・渡辺綾(わたなべ・あや)を、77回目では秋田県仙北市在住の写真家・草彅裕(くさなぎ・ゆう)を紹介する。
渡辺は1986年宮城県仙台市生まれ。2014年に東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻を修了。「山」をモチーフとした日本画を中心に、内陸部における山と人の関係、人の暮らしと土地の風物を神話的に描いてきた。本展では立体作品を含む26点を展示する。
草彅は1982年秋田県仙北市生まれ。2007年に東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科を修了し、地元・秋田の自然や風土を主題として写真を撮影してきた。本展では「SNOW」「花火」「火を編む」の3テーマで合計約70点の作品を発表。草彅がとらえる光の痕跡は、まばたきする間に消滅していく刹那の光景であり、その作品を介して鑑賞者は記憶されることがなかった様々な現象を認識するとともに、視覚を超えて五感を揺さぶる「写真の力」を再発見することとなる。
76回目では、宮城県仙台市在住の日本画家・渡辺綾(わたなべ・あや)を、77回目では秋田県仙北市在住の写真家・草彅裕(くさなぎ・ゆう)を紹介する。
渡辺は1986年宮城県仙台市生まれ。2014年に東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻を修了。「山」をモチーフとした日本画を中心に、内陸部における山と人の関係、人の暮らしと土地の風物を神話的に描いてきた。本展では立体作品を含む26点を展示する。
草彅は1982年秋田県仙北市生まれ。2007年に東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科を修了し、地元・秋田の自然や風土を主題として写真を撮影してきた。本展では「SNOW」「花火」「火を編む」の3テーマで合計約70点の作品を発表。草彅がとらえる光の痕跡は、まばたきする間に消滅していく刹那の光景であり、その作品を介して鑑賞者は記憶されることがなかった様々な現象を認識するとともに、視覚を超えて五感を揺さぶる「写真の力」を再発見することとなる。