MUSEUMS / GALLERIES

成山画廊

新宿 - 四谷 - 中野|東京

© Atsushi Suwa

© Yugo Kohrogi

© Cosima von Bonin

「男性について」展

 成山画廊は1997年にコレクション展「象徴主義の写真家とよべるWilhelm vonGloden」で開廊。以来、科学、医学、人類学、そして新しい価値観を問うている。

 取扱作家は、丹念な取材で対象の内面もを描き出す試みを続ける諏訪敦、一見ユニークだが痛烈な皮肉を秘めた彫刻を手がけるコジマ・フォン・ボニン、仏像制作の手法でロマンティックな木彫を作り出す池島康輔、野村佐紀子、興梠優護、岡部桃など。またシュールレアリストのピエール・モリニエ、ハンス・ベルメールの作品、セシル・ビートンのヴィンテージ写真、明治期の医学写真、アーサー・コナン・ドイルの心霊写真などがコレクションに含まれている。

 様々な男性像を集めた「男性について」や、花が描かれている、桜材でできているといった作品を展示した「September Flower」展のように、一風変わったグループショーを開催している。