第3回
ミヤギフトシ連載03:滝口悠生の小説に見る、記憶と物語。
アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載。第3回は、先頃、「死んでいない者」で第154回芥川賞を受賞した小説家・滝口悠生の『愛と人生』。映画『男はつらいよ』の舞台であり、この小説でも描かれる東京・柴又を歩きながら、作家の想像力に迫ります。
生まれ故郷である沖縄の政治的・社会的問題と、自身のセクシャリティーを交錯させながら、映像、写真などを組み合わせたインスタレーションによって詩的な物語を立ち上げるアートプロジェクト「American Boyfriend」を展開するアーティスト・ミヤギフトシによる連載。
第3回
アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載。第3回は、先頃、「死んでいない者」で第154回芥川賞を受賞した小説家・滝口悠生の『愛と人生』。映画『男はつらいよ』の舞台であり、この小説でも描かれる東京・柴又を歩きながら、作家の想像力に迫ります。
第2回
アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載。第2回は、本州の西端で暮らす高校生が巻き込まれる権力と暴力を描いた、小説家・田中慎弥の『燃える家』。地方からの視線で物語を生み出すことで、浮かび上がる問題や歴史がある。小説で描かれた場所を歩きながら、作家の想像力に迫ります。
第1回
アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載。第1回を飾るのは、恋愛や結婚を中心に、独特な「性」のパラレルワールドを描く小説家・村田沙耶香(むらた・さやか)の『消滅世界』。彼女の小説に登場する生命やセクシャリティに関するさまざまな行為には、現実の世界とどのような連関が見出せるのでしょうか。小説で描かれた場所を歩きながら、作家の想像力に迫ります。