SERIES / BT ARCHIVES - 2021.10.7「写真は限りなく『思い出す』という行為に近い気がします」。インタビュー:志賀理江子丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「ブラインドデート」展示風景撮影=松見拓也 © Lieko Shigaタイ・バンコクでバイクに二人乗りする恋人たちを撮影した「ブラインドデート」シリーズでは暗闇に浮かび上がる女性たちの眼差しが、鑑賞者の視線とぶつかる。スライドプロジェクターで投影されている作品は「弔い」と題されたシリーズ「ブラインドデート」展示風景撮影=松見拓也 © Lieko Shiga2017年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川)にて開催。バイクに二人乗りする恋人たちを撮影したシリーズ「ブラインドデート」から出発し、写真プリントとスライドプロジェクターを使ったインスタレーションを展開。プロジェクターの動作音のなか赤色の光が明滅し「弔い」と題されたシリーズのほか「死」や「人間の始まり」をキーワードとして撮られたイメージが一斉に映し出され、移り変わっていく。志賀が執筆した作品と呼応するテキストも掲示された「ブラインドデート」展の展示室にて撮影=松見拓也YING & YHAI(ブラインドデート) 2016-17 タイプCプリント 120×180cm© Lieko Shiga2 / 4 記事にもどる 編集部