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REVIEW - 2022.8.4

荒野で世界が蜂起する。椹木野衣評「生誕100年 松澤宥」展

「私の死 松澤宥」展(マツモトアートセンター)の展示風景より、《私の死(時間の中にのみ存在する絵画)》2枚組のうち1点 撮影=平林岳志(grasshopper)

「松澤宥 生誕100年祭」(諏訪湖博物館・赤彦記念館)の展示風景 画像提供=松澤宥生誕100年祭

左─のぞけプサイ亀を翼ある密軌を 1962 木、紙、ガラス、金属、写真、デッサン 91.5×85.5×96cm 個人蔵
右上─プサイの鳥4 1959 パステル、クレヨン、蝋、かまどのスミ、紙 76.9×106.2cm 個人蔵
右下─鳥(『RATI』2号) 1951 印刷、紙 19.4×19.7cm 個人蔵

「荒野におけるアンデパンダン’64展」の広告。『美術ジャーナル』51号(1964年10月号)より

《私の死(時間の中にのみ存在する絵画)》
1970年の東京ビエンナーレ(第10回日本国際美術展「人間と物質」、東京都美術館)で展示された当時のデータを参考に、文字のみ同サイズ(91×91cm)に再現して設置。実際の作品は写真製版・印画紙をボード板張りにしたもの 個人蔵

「松澤宥 壊色論」(なるせ美術座)の展示風景 撮影=大住建

「Ψの庭・Φの夢」展(東向島 北條工務店となり)の展示風景。松澤宥の「オブジェを消せ」を起点に、9人のアーティストによって開催されたオマージュ展。企画は三野綾子 撮影=三野綾子

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編集部