
今週末に見たい展覧会ベスト12。ル・コルビュジエから「リビング・モダニティ」、ジオ・ポンティまで
今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

3月後半から4月前半にかけては桜の季節。京都の桜の名所とともに楽しめる美術館を10ヶ所をお届けする。

国立民族学博物館で、創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」がスタートした。会期は6月3日まで。

3月28日〜30日に香港コンベンション&エキシビション・センターで開催される「アート・バーゼル香港2025」。同フェアの期間中に香港で開催される展覧会のなかから、編集部がとくに注目したいものをお届けする。

大阪中之島美術館で企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が開幕した。会期は6月22日まで。会場の様子をレポートする。

3月後半から4月初旬にかけて、東京は桜の季節。東京23区内の桜の名所とともに楽しめる美術館を10ヶ所、セレクトした。

東京・銀座のギャルリーためながで、身近なモチーフを超写実的に描きながら世の中の真理を問う、ロレンツォ・フェルナンデスの個展が開催される。会期は3月22日~4月20日。

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家でありデザイナーであったジオ・ポンティの制作を紹介する展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」がスタートした。会期は3月31日まで。

快適性や機能性、芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した「戸建ての住宅」を紹介する企画展「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s」が、東京・六本木の国立新美術館で始まった。

1994年開学の長岡造形大学が、先端テクノロジー設備を備えた新棟を完成。開学30周年を迎え、より魅力あふれるキャンパスへと進化を見せた。

多くの人が行き交うグランフロント大阪で展開されてきたアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)。その第9弾として、笹岡由梨子らの新たな作品が3月18日より展示される。

村上隆とライフスタイルブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」がコラボレーション「TAKASHI MURAKAMI x CASETiFY : MR. DOB」を発表。村上の象徴的なキャラクター「DOB君」にフィーチャーしたコレクションを4月11日に発売する。

東京・表参道のプラダ青山店で、ニコラス・ウィンディング・レフンと小島秀夫による展覧会「SATELLITES」が開催される。会期は4月18日〜8月25日。

徳島の大塚国際美術館の常設展示として、未解決盗難事件で消失したフェルメールの傑作《合奏》の陶板名画が公開された。

1990年代初期の先駆的なアートスペース「レントゲン藝術研究所」とその周辺をインタビューや様々なアーカイヴ調査で掘り下げる展覧会「レントゲン藝術研究所とその周縁−1990年代前半の東京における現代美術−」が、昨年12月に東京藝術大学学生会館で開催された。レントゲン藝術研究所の影響や1990年代の東京の現代アートシーンについて、社会学者/現代美術の批評家であるエイドリアン・ファベルが論じるエッセイをお届けする。

すみだ北斎美術館で「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」がスタートした。会期は5月25日まで。

第8回
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、「TOTAL ARTS STUDIES(TAS) 」プログラム・ディレクター、ロジャー・マクドナルドが、ニュージーランド生まれのアーティスト、フランシス・アップリチャードとイタリア出身のデザイナー、マルティーノ・ガンパーにインタビュー。気候危機とアートについての対話をお届け。*The English version is below the Japanese

コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)が企画し、昨年12月に京都で開催された「春望 Gazing at Spring」展は、2022年上海のロックダウンを端緒に私的な経験を公開の場で開示する展覧会だ。自然や社会との関わりを見つめる5人のアーティストを紹介し、私的なものがどのように普遍的なメッセージへと昇華するかを探る本展を、京都国立近代美術館の特定研究員・渡辺亜由美がレビューする。

ルーヴル・アブダビがリシャール・ミルと共同で開催している「リシャール・ミル・アート・プライズ」が、第5回目の募集を行っている。新進気鋭から中堅のアーティストを対象に、ルーヴル・アブダビのドームでの作品展示の機会が与えられる。

今年80歳を迎えたアンゼルム・キーファーの展覧会「Anselm Kiefer - Sag mir wo die Blumen sind」が、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館とアムステルダム市立美術館(ステデライク美術館)で開幕。新作を含む25作品が並ぶ本展を現地レポートでお届けする。