INSIGHT / PROMOTION - 2016.7.16

上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座⑦ パース設定編

「openCanvas」をインストールしたタブレットを用いて、屋外でデジタルペイントをする上田麗奈

 

上田をモデルに臨海地区での撮影。上田が気に入ったのは、赤い花が満開を迎えていたブラシノキ。モチーフとなる被写体は様々なアングルやポーズを撮影して、制作時に立体としての構造を把握できるようにするのがポイント

この日、背景の構図の素材として上田が撮影した風景や建築の写真。パースの効いた構図を背景の素材に使うと、動きや迫力のある画面を生み出しやすい。なお、作品制作に使用する画像をネット上で探すときは、著作権や肖像権など、その画像の権利問題に注意したい

上田が構図の素材として選んだ写真と、それをもとに藤ちょこ先生が描いたイメージスケッチ。本来、黒い柵の向こうには何もないが、ここにほかの写真で撮影したブラシノキを描きこむ構想

今回の写真の消失点は、撮影された人物(上田)の目線とほぼ同じ高さ。建造物など直線で成り立っているものが画面に多いと、消失点が割り出しやすい

もう一方の消失点は、画面の外に存在する。パース定規のマス目が、床のタイルの線と並走するところまで、パース定規の右側の○のマーク(消失点)をアイレベル上で引っ張っていく

パース定規の設定が完了すると、フリーハンドで作画のガイドとなる線を無数に引くことができる

ペイントソフト openCanvas パッケージ版

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編集部