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「もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち」展(神奈川県立近代美術館 葉山)開幕レポート。東ドイツの女性たちは何を見つめたのか

クリスティアーネ・アイスラー《無題》(1983)。本展で一部作品はヴィンテージプリントとともにその拡大版も展示され、詳細部分にも目を向けることができる。
本展の展示ロビーには東ドイツの壁掛け地図や東ドイツ美術の図録が展示されている。写真奥はジビレ・ベルゲマン《アネッテとアンゲラ》(1982)。
ガブリエレ・シュテンツァーの作品。左から《女性詩人─詩》(1984/2025)、《女性詩人─詩、羽を持った》(1984/2025)。シュテンツァーは自身の身体を用いてジェンダーロールや文化の規範を問い直す実践を行なった。
クリスティアーネ・アイスラー《無題》(1983)。本展ではライプツィヒの美術大学で写真を学んだ作家が多く取り上げられている。
エリザベート・マインケによるファッション写真。「東のヴォーグ」と称されたファッション・文化雑誌『ジビレ』の写真のほとんどは女性写真家によって撮影された。マインケは本誌で静物、風景、ファッション写真を発表した。
ジビレ・ベルゲマンによるファッション写真。ベルゲマンもまた『ジビレ』誌で活躍した代表的な写真家のひとり。
ウーテ・マーラーのファッション写真群 左から《ユーリア》(1979/2025)、《ベビーカーを押すエッダ》(1979/2025)、《ユッタ・ドイチュラント》(1981/2025)。モデルのポージングやモチーフに作家の独創性があらわれる。
クリスティアーネ・アイスラーの作品群。アイスラーはパンクスの若者や少年院の子供など、アンダーグラウンドな場に身を置く人々を被写体として選んだ。
ジビレ・ベルゲマン「デンクマル(記念碑)」シリーズ(1975〜1986)。ベルゲマンは東ドイツと再統一後の社会における日常生活と文化の変容をとらえた。
エーファ・マーン《大学広場》(1989)。作品内の建物は解体されたものではなく、行政の管理不足により崩壊したもの。
ガブリエレ・シュテッツァーの作品。左が《癒しの大地》(1982/2024)、右が《カルメン─叫び》(1983/2025)。
レナーテ・ツォイン「罹患」シリーズ(1983〜84)より。ツォインは乳がんの治療を受けていた時期の自身の身体と周囲の環境を記録した。
マーギット・エムリッヒ《リビングルーム》シリーズ(1975〜1976)。左から《クリスタ・M(40歳)、教師;娘ヴィニー(15歳)、生徒》、《ヘルベルト・F(27歳)、画家;エリカ・F(22歳)、保育士》。照明や家具などのこだわりが垣間見え、時勢の閉塞的な印象とは対極的だ。
ウーテ・マーラー宛カード類。作品を印刷した写真紙の裏に住所やメッセージが書かれている。
ジビレ・ベルグマン《マウアーパーク、ベルリン》(1996/2025)。本展の作品のなかで唯一東西ドイツ併合後に撮影されたもの。開放的な空気感が伝わってくる。
マリア・ゼフツ《インター・エッセ》(1985-87)より20点。本展のためにゼフツ本人が展示デザインを考え、インスタレーションとして展示されている。
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編集部