今年のジャルディーニ会場セントラル・パビリオンのファサードは、オトボン・ンカンガ(1974〜)《Soft Offerings to Silenced Voices and to All Who Have Turned to Dust》(2026)。柱をレンガで覆い、陶器やガラスの器から伸びる蔦が権威的な建築を覆っていく 撮影=筆者
ジャルディーニ会場入り口、現在は使われていないチケット売り場に設置されたfierce pussy(1991年にNancy Brooks Brody, Joy Episalla, Zoe Leonard, Carrie Yamaokaにより結成)《we are here》(2026)。パレスチナが国連加盟国157ヶ国から主権国家として承認されているものの、ヴェネチア・ビエンナーレでは未だ認められていない事実を伝えている Photo by Marco Zorzanello. Courtesy of
ジャルディーニ会場、マリア・マグダレーナ・カンポス=ポンス(1959〜)《Anatomy of the Magnolia Tree for Koyo Kouoh and Toni Morrison》(2026)。内覧期間中、音楽プロデューサーのカマール・マラク(1962〜)と植物や低周波療法を用いた多感覚的パフォーマンスを披露した Photo by Andrea Avezzù. Courtesy of La Biennale di Venezia
アルセナーレ会場、コーリーン・スミス(1967〜)による 《The Wanda Coleman Songbook》(2024)。ロサンゼルスの詩人ワンダ・コールマンの言葉やリズムに着想を得て、音楽的構成と映像、香りを重ねながら、その詩世界と批評性を身体的に体感させるインスタレーション Photo by Marco Zorzanello. Courtesy of La Biennale di Venezia
同じくアルセナーレ会場のローズ・サレーヌ(1992〜)による《Mercurial New York》(2025-26)は、16言語による会話を通してニューヨークの記憶や感情を浮かび上がらせる長編映像作品で、地下鉄で失われた指輪を集めた《Panorama 94》(2019)とともに、都市の日常と痕跡を詩的に捉える Photo by Marco Zorzanello. Courtesy of La Biennale di Venezia
アルセナーレ会場入り口、イッサ・サンブ《無題》(2017)と、レファアト・アラリール「If I Must Die」(2024年にOR Booksが出版した『If Must Die Poetry and Prose』に収録されている) 撮影=筆者
ジャルディーニ会場、ビヴァリー・ブキャナン《Harnett County Shack》(1988)、《Shack》(c. 1989)、《Orangeburg County Family House》(1993) Photo by Andrea Avezzù. Courtesy by La Biennale di Venezia
ジャルディーニ会場、アレクサ・クミコ・ハタナカ《Faultlines and Loneliness》(2024) 。ハタナカはセントラル・パビリオン内外で複数の作品を展示している 撮影=筆者