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「浮世絵お化け屋敷」(太田記念美術館)開幕レポート。不気味な幽霊からユーモアあふれる異形の存在まで

展示風景より、歌川国貞(三代豊国)《見立三十六歌撰之内 藤原敏行朝臣 累の亡魂》(1852)
展示風景より、歌川芳員《将軍太郎良門蟇ノ術ヲ以て相馬の内裏を顕し亡父の栄花を見せ父のあだをほふぜんと士卒をはけまし軍評定の図》(1852)
展示風景より、歌川国貞(三代豊国)《見立三十六歌撰之内 藤原敏行朝臣 累の亡魂》(1852)
展示風景より、歌川国芳《四代目市川小団次の浅倉当吾亡霊》(1851)。歌舞伎役者を描いた作品だが、青白い肌に浮き上がる肋骨、抜け落ちた髪、そして下半身が半透明といった、幽霊ならではの表現にも注目したい
展示風景より、豊原国周《形見草四谷怪談》(1884)
展示風景より、豊原国周《形見草四谷怪談》(1884)
展示風景より、歌川芳員《大物浦難風之図》(1860)
展示風景より
展示風景より、左から月岡芳年《美談武者八景 戸隠の晴嵐》(1868)、《大日本名将鑑 平維茂》(1879)。同じ画題をふたつの角度から描いた芳年の作品だ
展示風景より、歌川国芳《源頼光公舘土蜘作妖怪図》(1842-43)。土蜘蛛の討伐に向かった源頼光の部下たちを襲う妖怪たち。この絵が刷られた当時は天保の改革で庶民が倹約を強いられており、その状況を風刺しているのではないかという噂も流れたという
展示風景より、三代歌川国輝《本所七不思議之内 置行堀》(1888)
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編集部