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「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」(日本橋髙島屋S.C.本館)開幕レポート。名作椅子を通じて20世紀のデザイン史を俯瞰する

展示風景より、「第2章 デザイン革命 モダニズム」
展示風景より、「第1章 20世紀の始まり アール・ヌーヴォー」。手前はアントニ・ガウディ「カーザ・カルベットのアームチェア」
展示風景より、「第2章 デザイン革命 モダニズム」。手前はヘリット・トーマス・リートフェルト「赤と青の椅子」
展示風景より、「第2章 デザイン革命 モダニズム」
展示風景より、「第3章 デザイン黄金時代 ミッド・センチュリー」。3次元曲面の座面は、木材やプラスチック、スチールワイヤーなど様々な素材でチャレンジされている
展示風景より、「第3章 デザイン黄金時代 ミッド・センチュリー」。会場中央にはノルディック・モダンのティー・パーティーを再現した空間も。華やかかつ優しい雰囲気を持つ食器類にも注目
展示風景より、「第3章 デザイン黄金時代 ミッド・センチュリー」。手前はチャールズ・イームズ / レイ・イームズ「ロッキングチェアRAR」
展示風景より、「第3章 デザイン黄金時代 ミッド・センチュリー」。チャールズ・イームズ / レイ・イームズ「ロッキングチェアRAR」座面。初期モデルであるこの椅子はガラス繊維強化プラスチックで製作されており、表面にガラスの繊維が浮かび上がっている
展示風景より、「第4章 斬新なデザイン ポストモダンへ」。空気を入れて膨らませるといったユニークな椅子も。新素材に関しても実用化に向けて、含有率を調整するなど工夫が施されたようだ
展示風景より、「第4章 斬新なデザイン ポストモダンへ」。ポップで可愛らしい子供部屋が再現されている。欧米で優れた子供用家具が多いのは、子供自身やその人格形成にしっかりと向き合っているからではないか、と織田は考察する
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編集部