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静岡県立美術館で「天地耕作」展が開幕。芸術の初源への道のりをたどる

展示風景より、野外作品
村上誠氏
展示風景より、「天地耕作 壱」。旧引佐郡(現・浜松市)を拠点にフィールドワークを行ってきた天地耕作の活動や作品はあまり多く残っていない。会場にて公開されている静岡放送によるインタビューと活動を収めた映像は35年前のものだ
展示風景より、『耕作だより』2号(1988.11)。作品制作にまつわる計画や山でのフィールドワークの様子が詳細に記載されている
展示風景より。付近の川から流木を運び込み制作を行っていたと村上誠氏は語る。これらの作品は2、3年で山へと溶け込んでしまうのだという
展示風景より。村上誠氏によると、「白蓋」を参照し、本展にあわせて独自の解釈で巨大なインスタレーションへと昇華させたのだという。3人が制作する野外作品の形状とリンクする箇所も見受けられる
展示風景より、「天地耕作 海外」。オーストラリアの木は浜松市のものと比べて固く、柔軟にかたちを形成することが難しかったのだという。そこで、山本氏は現地の赤い土を用いて、河岸に広大なペインティングを行っている。
展示風景より、「天地耕作 五」。パフォーマンスには舞踏家の森繁哉氏が招かれ、3人との共演を果たしている。山本氏と森氏による「オシラ神信仰」を着想のひとつとしたパフォーマンスは、2回目の実施の際、関係者にも知らされず、秘匿性の高いなかで実施されたという。
展示風景より、「天地耕作 五」
展示風景より、野外作品
展示風景より、野外作品
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編集部