株式会社乃村工藝社は 「美術館等を対象とした写真作品等の発信促進及びマーケット構築プログラム実践事業」として、ユーザーアンケートを2月26日よりオンラインで行う。
同事業は、「⽂化芸術収益⼒強化事業」において採択を受けた『博物館等における「新しい関係性の構築」による収益確保・強化事業』として実施する事業で、コロナ禍で影響を受ける⽂化芸術団体、博物館等の持続的な活動のあり⽅を検証していくもの。
モデル事業として参加するのは東京都写真美術館と金沢21世紀美術館。東京都写真美術館では、平成14年より取り組む「日本の新進作家」展をフィーチャーし、直近3年間の参加作家15組による作品をインターネット上で紹介(3月初旬公開予定)。
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いっぽう金沢21世紀美術館では、2月26日〜28日にかけ「村上慧移住を⽣活する」とダグ・エイケンの「ダグ・エイケン:アイ・アム・イン・ユー」の2展覧会をインターネット上で映像で紹介するほか、まちなかでのデジタルサイネージで上映。⾦沢駅構内の「⾦沢百番街」や、⾦沢の繁華街・⽚町にある商業施設「⽚町きらら」など、⾦沢市内のまちなか7ヶ所に加え、GINZA SIX内の「銀座蔦屋書店」や、⽻⽥の新商業施設「⽻⽥イノベーションシティ(HICity)」など、東京都内のまちなか8ヶ所で⾼精細映像モニターを⽤いた映像が上映される。
これに伴い実施されるアンケートは、上記のモデル事業に関連して、公共空間における美術館所蔵作品の公開や写真作品の購入経験などについて問うものとなっている。回答可能期間は2月26日〜3月4日。こちらからアクセスしてほしい。
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