BEPPU PROJECTが
ホーチミンとロサンゼルスでの
レジデンスプログラム参加者を募集

大分県別府市を拠点に活動するNPO法人 BEPPU PROJECTが、ホーチミンとロサンゼルスでのアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加する日本人アーティストを募集している。応募締め切りは10月27日。

マテー・アンドラス・ヴォグリンキク(スロベニア)が別府で滞在制作を行った2013年の様子 © NPO法人BEPPU PROJECT

 大分県別府市を活動拠点に、現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」やその後継企画「in BEPPU」の運営などを行っているNPO法人「BEPPU PROJECT」は、2008年よりアーティスト・イン・レジデンスプログラム「KASHIMA」を継続して開催してきた。

 別府の温泉文化のなかに息づく湯治のための宿泊形態「貸間」から名付けられたこのプログラムでは、国内外から訪れたアーティストの別府での滞在制作の支援や成果発表展の機会の提供を行っている。

 今回は、国際交流促進のため、ベトナム・ホーチミンとアメリカ・ロサンゼルスでのレジデンスプログラムを実施。美術のほか、ダンス、音楽、工芸など幅広いジャンルのアーティスト・クリエイターを募集する。

 参加者には、渡航費や制作補助費などが支給されるほか、制作スタジオと滞在施設が約1ヶ月の期間提供される。対象となるのは日本国籍を有し日本在住の20歳以上35歳未満の個人で、募集期間は10月27日まで。

編集部

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