パリから職人がやってくる!
「エルメスの手しごと」展が
東京初開催

世界的ファッションブランド、エルメスに受け継がれる職人の「手しごと」を紹介するイベント「エルメスの手しごと展 “アトリエがやってきた”」が、表参道ヒルズで開催される。

手袋職人

 1837年、パリに馬具工房として創業した「エルメス」。その後、馬具製作の技術をもとに、バッグや財布など皮革製品へと事業を拡大し、現在では世界屈指のメゾンとして知られている。

 「エルメスの手しごと」展は、エルメスの「ものづくり」を担う職人の技を紹介するイベントとして、2011年より世界各都市にて開催してきた。東京では初開催となる本イベントにも、エルメスのアトリエから職人たちが来日。「鞍」「時計」「シルクスクリーン」「ネクタイ」など、10種の手しごとのコーナーを設け、素材と日々の道具を用いてデモンストレーションを行いつつ、仕事についての説明や質問にも答えるといった来場者との対話を予定している。また、各コーナーには手元を映すディスプレイなども設置されており、その繊細な手しごとをじっくりと観察できるのも楽しい。また、エルメスグループの一員であるクリスタルメゾンのサンルイ(Saint-Louis)のコーナーでは、360°VR映像により伝統の仕事を目の前で一望できる。

 なお、銀座メゾンエルメスでも、職人や手しごとに関連する映画上映やトークセッション、ワークショップなどさまざまな参加型のプログラムを予定しており、2会場で「エルメスの手しごと」を堪能できる。

編集部

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