NEWS / HEADLINE - 2019.5.18

放送作家・倉本美津留はアートをどう見る? 『パロディスム宣言』が発売

『シャキーン!』『ダウンタウンDX』『M-1グランプリ』などの人気番組を手がけてきた放送作家・倉本美津留による、美術史上の「パロディ」に目を向けた新刊『パロディスム宣言』が、美術出版社より刊行された。

『パロディスム宣言』より

 美術史に名を残す画家たちは、過去の作品から影響を受け、さらなる高みを目指すため、引用やパロディを手法とした創作を盛んに行ってきた。

 そんなパロディを手法とした名画から刺激を受けたのが、放送作家として活躍する倉本美津留だ。倉本は、名画に少しの描き足しを施すことで、新たな価値観で見せようとくわだて、リスペクトと愛をもって笑いに昇華する書きとりを「パロディスム」と命名。

 『パロディスム宣言』では、倉本の作品のほかに約50点の美術作品を紹介。取り上げたすべての作品を美術史家・宮下規久朗が解説。美術史におけるパロディの系譜を、3つのコラムとともに考察する。

『パロディスム宣言』より

 また、巻末スペシャル企画として、しりあがり寿×みうらじゅん×倉本美津留の鼎談を収録。パロディが盛り上がりを見せた70〜80年代のサブカルチャーの話を中心に、「パロディ」のもつ奥ゆかしさと魅力に迫る。

『パロディスム宣言』より