2019.5.14

サウンド×フェミニズム×ジェンダー×アクティビズム。東京藝術大学で開催の「SGFA東京」が、研究/作品の発表者を募集中

10月4日、5日にリサーチ・イベント「SGFA(サウンド::ジェンダー::フェミニズム::アクティビズム)東京」が、東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催される。それに伴い、音とジェンダー/フェミニズム/アクティビズムに関係する研究・作品の発表者を現在募集中だ(6月17日まで)。

Franziska Barczyk 女性たちははっきりと言う ©Barczyk 2018 提供=アーティスト
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 10月4日、5日に、リサーチ・イベント「SGFA(サウンド::ジェンダー::フェミニズム::アクティビズム)東京」が、東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催される。

 SGFAは、2012年にロンドン芸術大学の研究所「CRiSAP(クリエイティブ・リサーチ・イン・サウンド・アーツ・プラクティス)」の研究者とアーティストによって始動。ジェンダーやフェミニズム、クィアの政治に関わるサウンドアート、実験的な音楽の言説や実践におけるアクティビズムの場所を拡大することを目指す、現在進行系のプロジェクトとして行われてきた。

Anna Raimondo《Encouragements》(2014)より
SGFA2014(ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション、2014)にて上映
http://annaraimondo.com/005_encouragements/

 これまで12年、14年、16年にロンドンで開催され、欧米を中心に世界各国より幅広い領域の発表者が集まったSGFA。今回はサウンド・アーティストの北條知子を中心に、CRiSAP、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科の共同主催によって東京で初開催となる。

 そんなSGFA東京は、現在発表者を募集中だ。音とジェンダー、フェミニズム、アクティビズムに着目した研究発表に加え、音の作品、映像作品、パフォーマンスなど幅広い分野からの作品発表も歓迎。当日のイベントは、公募から選考を経た発表者を中心に構成される。公募の詳細は、公式ウェブサイトを参照してほしい。

INVASORIX《El macho intellectual / The intellectual macho》(2015)より
SGFA2016(ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション、2016)にて上映
https://vimeo.com/123243710