美術作家、美術批評家として活動する白川昌生の個展「Coyote」が開催

Maki Fine Artsにて、美術作家であると同時に美術批評家でもある白川昌生の個展「Coyote」が開催される。会期は7月1日〜8月27日。

白川昌生 Coyote #8 2016 キャンバスにアクリル、木材 34.5×24×6cm Courtesy of the artist and Maki Fine Arts

 1948年に福岡県に生まれ、70年代にフランス、ドイツで哲学と美術を学んだ白川昌生。81年にデュッセルドルフ国立美術大学を卒業し、現在は群馬に拠点を置いている。

 最近では、直前に展示とりやめとなったことで話題を集め、「群馬の美術2017ー地域社会における現代美術の居場所」や、「あいちトリエンナーレ2016ー日のキャラヴァンサライ」などに参加している。また、「日本のダダ1920-1970」(1988年・2005年)や「彫刻の問題」(2017年)などの著作も多数発表するなど、活動は多岐にわたる。

 白川は、2016年以降、廃材とキャンバスを組み合わせた「Coyote」シリーズを制作してきた。これは森を走り抜けるコヨーテにインスピレーションを受けて制作された、彫刻的なコラージュ作品のシリーズ。Maki Fine Artsでは初めての個展となる本展では、主にこの「Coyote」シリーズの新作を中心に発表する。

編集部

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