国立のまち全体がアートセンターに。「Kunitachi Art Center 2026」が11月7日から開催。三沢厚彦、北井一夫らが参加

東京都国立市を舞台に、まちなかのギャラリーや公共空間をアートでつなぐイベント「Kunitachi Art Center 2026」が11月7日〜15日に開催される。第7回となる今年は「/home/(ホームディレクトリ)」をテーマに、三沢厚彦、小山田徹、URBAN KNIT × magnecto.、我喜屋位瑳務、北井一夫らが参加。国立駅南口駅前広場を含む11ヶ所で、多彩な作品展示やプログラムが展開される。

「Kunitachi Art Center 2025」の様子

 東京都国立市を舞台としたアートイベント「Kunitachi Art Center 2026」が、11月7日〜15日に開催される。主催は一般社団法人ACKT。

駅前広場に4作品が登場

 「Kunitachi Art Center」は、国立のまちなかに点在するギャラリーやアトリエ、公共空間などを会場に、まち全体をひとつのアートセンターとしてとらえる試みだ。第7回となる今年は、国立駅南口駅前広場を含む11ヶ所を舞台に開催される。

 今年のテーマは「/home/(ホームディレクトリ)」。自宅や家族だけでなく、行きつけの店やいつもの帰り道、人と過ごす時間など、日常生活のなかにある様々な「居場所」に目を向ける。まちをミュージアムに見立て、点在する作品を歩いてめぐることで、身近な日常に新たな問いや気づきをもたらすことを目指す。

 今回注目を集めそうなのは、JR国立駅南口駅前広場で展開される4作品だ。三沢厚彦による動物彫刻《Animal 2016-01B》をはじめ、木材を井桁状に組んで駅前広場を森に見立てる山路哲生の《井桁の森》、URBAN KNIT × magnecto.による《スナックおかえり》、小山田徹の《お父ちゃん弁当》などが、日々多くの人々が行き交う公共空間に新たな風景をつくり出す。

三沢厚彦《Animal 2016-01B》
URBAN KNIT × magnecto.による《スナックおかえり》のイメージ
小山田徹《お父ちゃん弁当》

 なかでも《スナックおかえり》は、売り物のないスナックを駅前に出現させる作品だ。会期中は18時〜20時の不定期開催でカウンターに「日替わりママ」が立ち、訪れた人々との会話や交流を生み出す。作品を鑑賞するだけでなく、人と人が出会う場そのものをアートとして提示する試みを目指す。

 また、各展示会場で配布されるシールに、自分にとっての「家」や「居場所」を自由に書き込み、駅前広場の《スナックおかえり》に貼る参加型企画も実施。来場者それぞれの「/home/」が集まり、まちのなかで共有されていく。

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