本展は、そんな「アルウラ・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」に参加する、サウジアラビアやフランスをはじめ、世界各地10ヶ国から集った21名の作家によるもの。作家の多くは日本における展示が初となる。絵画、彫刻、インスタレーション、写真、映像など35点の作品で構成され、そのうち7点は本展のために制作された新作となっている。
参加作家は次の通り。
メイサ・アブダラ、ヤスミナ・ベンアブデラフム 、ビアンカ・ボンディ、サラ・ブラヒム、ザロメ・シャトリオ、ムハンマド・アルファラジ 、サラ・ファヴリオ、ムハンマド・キリト、アグニェシュカ・クラント、ハン・メンギュン、テオ・メルシエ、アブデサマド・エル=モンタシール、ルイ=シプリアン・リアル、ダニア・アルサレー、アンハー・サレーム、ウーゴ・スキアヴィ、ユーゴ・セルヴァニン、ソフィアン・シ=メラベ、イッタ・ヨダ、アイマン・ゼダーニ。
アルウラ王立委員会 芸術・創造産業ディレクターであるハマド・アル・ホミダンは、次のようにコメントする。
「アルウラを拠点として今日行われている創造活動はまったく孤立したものではありません。それはサウジアラビア国内をはじめ世界中の文化的生産をつなぐ広いネットワークのなかにあります。フランス・アルウラ開発庁(AFALULA)の支援をうけて展開されるアーティスト・イン・レジデンス、展覧会、そして様々な公的プログラムは、こうした国際的な交流を後押しし、アルウラをインスピレーションの源であると同時に、国際的な協働の舞台として意義づけるものです。本展は、文化をつなぐ架け橋を築き、想像力を変革の力として称え、アルウラの創造的産業が現代美術をめぐる世界的な対話に確かな存在感を示すという、アルウラ王立委員会(RCU)のビジョンを体現しているのです」。
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