京都で「小さな音」に耳を傾ける。
サウンドアーティストと音文化研究者によるワークショップ

日常生活の中で意識して聞くことのない小さな音にフォーカスしたリサーチ・プログラムが、京都・Social Kitchenで開催される。

プロジェクト メインビジュアル

 日常生活の中で馴染みの薄い、静かで小さな音を探すリサーチ・プログラムが、京都のSocial Kitchenで行われる。講師は、NY在住のサウンドアーティスト、ヨハン・ディードリッヒと、音文化研究者の柳沢英輔。

 京都のサウンドスケープのなかで、普段は聴こえない音、大きな音にかき消されてしまう音に耳を傾けながら、環境のなかにある音の聴き方、そして世界の捉え方を再考する。期間中、3回に渡るワークショップを開催し、最終日にはレセプションパーティーにてリサーチ成果のプレゼンテーション等を行う。

 ワークショップ第1回目は、小さな音を収集するために独自にカスタマイズされた装置をDIYで作成。2回目には、作成したキットを持ち京都の町に出て、普段は意識して聞くことのない音を探し、録音・編集して発表する。3回目は、風によって音が出る楽器「エオリアン・ハープ」を作成し、鴨川で演奏する。連続参加だけでなく、単発での参加も可能。

編集部

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