自宅でアーティストの視点に触れよう。水戸芸術館現代美術センターがワークショップキットを開発

新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が長い子供や大人のために、水戸芸術館現代美術センターが様々なアーティストたちとともにワークショップキットを開発した。

ワークショップキットより、松村泰三「光の箱」

 新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が長くなっているいま。その時間をアートで楽しんでもらおうと、水戸芸術館現代美術センターがオリジナルのワークショップキットを開発した。

 このワークショップキットは、これまで水戸芸術館でワークショップを行った11組のアーティストたちに依頼し、共同制作したもの。デザインレーベルseto_セトや松村泰三、開発好明らがそれぞれ異なるキットを生み出した。

デザインレーベルseto_セト「ミノムシキーホルダー」
デザインレーベルseto_セト「ミノムシキーホルダー」

 キットには、アーティストのメッセージと、オリジナルのつくり方解説を同封。シールセットや絵本や木のスプーンがつくれるキット、ブローチがつくれる裁縫セットなど様々で、すでにある程度かたちができあがっているものから、一からつくるものまでが用意されている。

 同館では、「芸術館に来られなくても、家で作品をつくって手づくりの時間を楽しんでほしい、 アーティストの視点や考え方にふれてほしい」としている。購入方法などについては、同館ウェブサイトを参照してほしい。

矢萩多聞「紙はいきている―きり紙でえほんをつくろう」
矢萩多聞「紙はいきている―きり紙でえほんをつくろう」

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