AIと創造、そして我々はいかに生きるか。シンギュラリティ研究所主催「来るべき世界:科学技術、AIと人間性」が開催

AI時代の諸問題を人文・社会科学の領域から検討する青山学院大学シンギュラリティ研究所。今回、新たな未来を創造するためのプロジェクトとして、現代美術作家による展覧会や専門家によるトークイベントを行う「来るべき世界:科学技術、AIと人間性」が青山学院大学青山キャンパスにて開催される。会期は11月16日〜12月15日。

 

藤倉麻子 参考作品「群生地放送」より 2018

 テクノロジーとそれが人々にもたらす効果は、これまで長らく議論されてきたテーマだ。AIが人間の知性を超える技術的特異点=シンギュラリティが来ると予測されるいま、これからの社会や人間のあるべき形を考え、未来を再評価するプロジェクトが青山学院大学青山キャンパスで行われる。会期は11月16日〜12月15日。

岡本光博 トラロープ 2019 撮影=来田猛 (c)京都芸術センター

 エキソニモ、岡本光博をはじめとする8組の現代美術作家を迎えた展覧会では、テクニカル・ツールを用いた新しい芸術表現に着目し、人間性、そして「自然」 と「人工」の正しい関係性を問う作品たちの対話を試みる。

ノガミカツキ+渡井大己 Monologues 2019

 それと連動して、シンギュラリティ研究所の研究員による様々な分野、領域を横断する連続トークイベントを実施。一個人を社会や政治の構造の基本構成とみることに留意し、テクノロジーと創造性との交わりに加えて、AI時代に我々はいかに生きるかを考える。

編集部

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