中村佑介は1978年兵庫県生まれのイラストレーター。ASIAN KUNG-FU GENERATIONやさだまさしのCDジャケットをはじめ、『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』や音楽の教科書など、数多くの書籍カバーを手掛ける。また、自身の画集『Blue』と『NOW』は、13万部を記録中するなど、高い支持を集めている。
池袋パルコで現在開催中の「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」は、昨年の7月に大阪芸術大学のスカイキャンパスで開催され、約2万7000人を動員した「中村佑介展」に最新作品を一部追加した巡回展。充実の内容をさらにブラッシュアップした最新版であり、中村佑介がこれまで携わってきた仕事のほぼすべてを通覧できる大規模な展覧会だ。
完成イラストはもちろん、着色前の線画やアイデアスケッチなど約150点が公開。本展でしか手に入らないオリジナルグッズもチェックしたい。