NEWS / EXHIBITION - 2018.2.6

「別れの博物館」がついに日本に。
忘れられない思い出を募集

ある人との別れを思い出される「何か」が集まる博物館。クロアチアの首都ザグレブで2006年にスタートし、世界で約30万人を動員してきた「別れの博物館」が3331 Arts Chiyodaで開催される。会期は3月31日〜4月14日。

結婚アルバム 1999–2005(リエカ、クロアチア)

結婚アルバム 1999–2005(リエカ、クロアチア)

 「思い出の品々」「捨てるに捨てられないもの」「別れのきっかけ」「楽しかったできごと」など、かつての関係・できごとを象徴するアイテムと、それにまつわるストーリーを展示する「別れの博物館」。世界中に共感の輪が広がり、これまでに29ヶ国45都市を巡回してきたこの展覧会が3331 Arts Chiyodaで開催される。

 「別れの経験を共有する」をコンセプトに、この展覧会をスタートさせたのは、4年間恋愛関係にあった元カップル。共に過ごした大事な時間を心の奥底にしまいこまず、「“思い出の品物とお話”を展示してみてはどうだろう」と考え、小さなコンテナから博物館をスタートさせたという。

Museum of Broken Relationshipsの展示風景(ザグレブ、クロアチア)

 実際に展示される作品は、ウェディング・ドレス、「I love you」のクッションを抱えたテディベア、斧、陶器の麺棒、カエルの置物など多種多様で、それらに添えられたエピソードからは親子、夫婦、恋人といったそれぞれの関係性と別れが垣間見える。

斧(ベルリン、ドイツ)

 展示される作品はすべて一般応募によるもので、創設者2名が選定し、選ばれた品々が会場に並ぶ。なお、日本展を開催するにあたって現在、「思い出の品物とお話」を公式ウェブサイトで募集中(〜2月15日)だ。匿名・無記名で提供することができるため、処分できない思い出の品に思い当たりのある方は、これを機に応募してみてはいかがだろうか。