冬の京都でアートを買う。椿昇ディレクションの「ARTISTS’ FAIR KYOTO」に若手作家36名が参加

京都府とARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会は、京都を舞台に現代アートにフォーカスしたアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」を2018年2月24日と25日の2日間にかけて初開催する。会場は京都府京都文化博物館
別館。

dot architects

 「ARTISTS’ FAIR KYOTO」は、京都府が主催する新たなアートフェア。ギャラリーブースではなく、アーティストがそれぞれ参加し、展示・販売を行うもの。

「ARTISTS’ FAIR KYOTO」ロゴ

 ディレクターを務めるのは京都造形芸術大学で教鞭も執る現代美術家の椿昇。椿は今回の「ARTISTS’ FAIR KYOTO」について「アーティストを志した若者が将来にわたって制作に生計を立てられるよう、個人コレクターや企業をはじめ、グローバル・ネットワークを持つコマーシャル・ギャラリーに接続するためのブリッジとなり、彼らが作品をつくり続けられる未来の一歩を踏み出したい」とコメントを寄せている。

ディレクターを務める椿昇

 本フェアでは、アドバイザリーボードに池田光弘、薄久保香、大庭大介、勝又公仁彦、金氏徹平、鬼頭健吾、澤田知子、塩田千春、高橋耕平、名和晃平、ミヤケマイ、ヤノベケンジら、現役で活動するアーティスト12名を迎え、若手アーティストを選出。20代~30代前半の若手アーティスト36名が中心となるとともに、名和や塩田、鬼頭らも招待作家として作品を展示。合計出品作品数は100点以上となる。

 なお会場デザインは、dot architectsが担当。重要文化財指定である京都府京都文化博物館 別館をどのような空間に生まれ変わらせるのかも注目したい。

会場の京都府京都文化博物館 別館

編集部

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