INTERVIEW - 2016.6.4「部屋」の外へ。義足のアーティスト・片山真理インタビュー片山真理 you're mine #001 2014 ラムダプリント 104.8×162cm 個人蔵 Courtesy of TRAUMARIS「六本木クロッシング」での展示風景 撮影=永禮 賢 写真提供=森美術館「六本木クロッシング」の展示風景。手前が《Thus|Exist-Doll》(2015) 撮影=永禮 賢 写真提供=森美術館 ポートレートはカツラを被って撮影。「私、超天然パーマのボサボサ頭なので、いつもウィッグを使っています。義足に慣れているからか、自分のからだじゃないものにも抵抗がないし、この髪の毛が自分の外面として納得しているんです」撮影=山田岳男「群馬青年ビエンナーレ」での展示風景。「自分の中でのルールとしてのアルゴリズムを設定することで「世界」を動かしていく、プログラミングを勉強していた私にとっては、制作もある意味、美しいプログラムをつくり出すための『アルゴリズム』だったんです」画像提供=群馬県立近代美術館「identity.body it.」の展示風景東谷が亡くなった翌日に撮影したのが、映像作品《tools #01》(2012)。この日片山は「私は恩人が死んでも作品をつくるんだ」と、アーティストとして生きていく覚悟をしたという「六本木クロッシング」の展示風景。コラージュの技法を取り入れた作品を手掛けるようになったのも、「イラストレーターになりたい」と言っていた頃、東谷から「バランスの訓練のために」とコラージュ制作を勧められたのがきっかけ 撮影=永禮 賢 写真提供=森美術館 5 / 10 記事にもどる 編集部