EXHIBITIONS
森山大道「DAIDO HYSTERIC」
Gallery COMMONでは、写真家・森山大道の代表的な写真集『Daido hysteric no.4』をもとにした展覧会「DAIDO HYSTERIC」を開催している。
森山は1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立し、68〜70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加。「アレ・ブレ・ボケ」と形容されたハイコントラストや粗粒子画面の作風で急速に工業化が進んだ戦後の日本を撮影し、写真界に衝撃を与える。以降、ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的に評価され、2018年にフランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」を、19年にハッセルブラッド財団国際写真賞を受賞した。
1993年に原宿のファッションブランド「ヒステリックグラマー」から出版された写真集『Daido hysteric no.4』は、ファッションとアートのクロスオーバーの先駆けとしての歴史的側面があり、90年代以降の原宿を象徴するコラボレーションカルチャーの礎となるアイテムとして挙げられる。
本展では、『Daido hysteric no.4』を中心とした写真に加え、本展に向けて森山が過去のアーカイブより選んだ同時代の未公開写真を含む48点のゼラチン・シルバープリント、そして9点のシルクスクリーンキャンバス作品を展示している。
また本展に合わせ、Gallery COMMONはAkio Nagasawa Publishingと共同出版で、1993年に出版された『Daido hysteric no.4』のリマスター版を制作。当時限定300部で発売された貴重な写真集を、今回は限定900部で復活させる。
さらに、ヒステリックグラマー渋谷店では、2004年の「森山大道×ヒステリックグラマー」のコラボレーションによるシルクスクリーンプリントの展示を同時開催している。
森山は1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立し、68〜70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加。「アレ・ブレ・ボケ」と形容されたハイコントラストや粗粒子画面の作風で急速に工業化が進んだ戦後の日本を撮影し、写真界に衝撃を与える。以降、ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的に評価され、2018年にフランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」を、19年にハッセルブラッド財団国際写真賞を受賞した。
1993年に原宿のファッションブランド「ヒステリックグラマー」から出版された写真集『Daido hysteric no.4』は、ファッションとアートのクロスオーバーの先駆けとしての歴史的側面があり、90年代以降の原宿を象徴するコラボレーションカルチャーの礎となるアイテムとして挙げられる。
本展では、『Daido hysteric no.4』を中心とした写真に加え、本展に向けて森山が過去のアーカイブより選んだ同時代の未公開写真を含む48点のゼラチン・シルバープリント、そして9点のシルクスクリーンキャンバス作品を展示している。
また本展に合わせ、Gallery COMMONはAkio Nagasawa Publishingと共同出版で、1993年に出版された『Daido hysteric no.4』のリマスター版を制作。当時限定300部で発売された貴重な写真集を、今回は限定900部で復活させる。
さらに、ヒステリックグラマー渋谷店では、2004年の「森山大道×ヒステリックグラマー」のコラボレーションによるシルクスクリーンプリントの展示を同時開催している。