EXHIBITIONS
中村萌「our whereabouts - 私たちの行方 -」
国内外で活躍する彫刻家・中村萌の国内初となる大型個展「our whereabouts -私たちの行方-」がポーラ ミュージアム アネックスで開催される。
中村は1988年東京都生まれ。2010年女子美術大学美術学科洋画専攻卒業、12年同大学大学院美術研究科美術専攻修了。これまで数多くのグループ展に参加し、14年の台湾のアートフェアへの出品をきっかけに、海外でも注目されている気鋭の若手アーティストだ。
楠などを丸太の状態から削り出し、油絵具で彩色された中村の作品は、植物や雲などをまとった妖精のような姿をし、ふっくらとしたピンク色の頬がとても愛らしい。いっぽうで、瞳は軽く閉じていたり、どこか遠くを見つめるまなざしをしていたりと、その視線の先は見る者に委ねているような不思議な雰囲気を持つ。
展覧会タイトル「our whereabouts -私たちの行方-」には、コロナ禍の状況のなかで、「彷徨いながら、光を見つけ出す」という中村の想いが込められている。本展は作品を通じて、鑑賞者それぞれが自分に問いかけながら、自身のなかにある光を探す旅となるような展覧会。新作を含む、木彫と平面作品合計約20点を展示する。
また本展と同時に、ギャラリー椿(京橋)で個展「inside us」(9月3日〜9月25日)が開催される。
中村は1988年東京都生まれ。2010年女子美術大学美術学科洋画専攻卒業、12年同大学大学院美術研究科美術専攻修了。これまで数多くのグループ展に参加し、14年の台湾のアートフェアへの出品をきっかけに、海外でも注目されている気鋭の若手アーティストだ。
楠などを丸太の状態から削り出し、油絵具で彩色された中村の作品は、植物や雲などをまとった妖精のような姿をし、ふっくらとしたピンク色の頬がとても愛らしい。いっぽうで、瞳は軽く閉じていたり、どこか遠くを見つめるまなざしをしていたりと、その視線の先は見る者に委ねているような不思議な雰囲気を持つ。
展覧会タイトル「our whereabouts -私たちの行方-」には、コロナ禍の状況のなかで、「彷徨いながら、光を見つけ出す」という中村の想いが込められている。本展は作品を通じて、鑑賞者それぞれが自分に問いかけながら、自身のなかにある光を探す旅となるような展覧会。新作を含む、木彫と平面作品合計約20点を展示する。
また本展と同時に、ギャラリー椿(京橋)で個展「inside us」(9月3日〜9月25日)が開催される。